先日ピーター・ポール&マリーのマリーさん(本当はメアリーさんですが、日本ではなぜかマリーさんなのでそのまま)が亡くなりましたね。僕は中学高校時代彼らのファンでコピーバンドもやってました。そもそもは彼らの代表曲”Puff”でフォークギターの基本的なテクニックの一つ、スリーフィンガーピッキングを練習したのが切っ掛けでした。中学時代、友人の家で45回転のドーナツ盤レコードで「パフ」始め、「花はどこへいった」「500マイル」などを聴いて憧れ、見よう見まねでギターの弾き方を学びました。
高校に入ってからは、同じ中学から来た友人と、更に軽音楽部でボーカルをしていた女の子を加えPP&Mスタイルでフォークバンドをやっていました。当時来日したPP&Mのコンサートには勿論行きました。でも僕はそこまででしたが、友達の一人がなぜか彼らを招いての懇親会にもぐりこんで、撮ってきた生写真をくれたんです。それがこれです。多分1969年か70年。写真はもうカラーの時代にはなってましたが、白黒もまだ珍しくなかった時代だったんですね・・・。
真ん中のブロンドの長い髪の人がマリーさん。向かって右はポール、左はピーター。僕はバンドではピーターのパートでした。更によく見ると一番左にいる日本人男性、「バラが咲いた」のマイク真木さんですね。
僕がギターを覚えたのはひとえにPP&Mの存在があったからです。僕はギターを弾けることで随分得をしてきました。彼らは恩人です。印刷されたものなら彼らの写真は(勿論LPレコードも)いくらも持っていますが、これは生写真!なので大事にしています。