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現代イタリアで僕が1番好きなシンガーソングライター、クラウディオ・バリオーニ (Claudio Baglioni)のたった一夜だけのコンサートが、昨夜九段のイタリア文化会館アニエッリホールで開催されました。日本で言えば武道館や東京ドームでのコンサートをいつも満杯にするような大スターが僅か400席のイタリア文化会館で、しかも1人でピアノとギターの弾き語りだけというきわめて珍しいステージでした。でも2時間休憩も取らず1人で歌いっぱなし。会場は熱い感動と興奮に包まれました。あれだけ沸いた客席にいるのは本当に久しぶりの事でした。 写真はプログラムの表とチケットです。 さてまずクラウディオの話しから。 彼は1951年5月16日ローマ生まれ(ちなみに僕より11ヶ月年上)。10代の頃から音楽活動を始めて70年代後半僕がイタリアに留学した頃はもうメガヒット連発の大スターでした。留学中に彼の歌を知ってその魅力にとりつかれました。 まず声が凄いというか・・・、はっきり言って美声ではありません。いわゆるだみ声、日本人なら浪曲師か森進一系。にもかかわらずもの凄く力強くて甘くてセクシー、声域がめちゃくちゃ広くて高音域はパヴァロッティと良い勝負が出来るくらい。といってもオペラ系ベルカントの発声法ではありません。純然たるポピュラー歌手。あんないろんな意味で凄い声はそうはありません。そして凄い肺活量で一息で歌えるフレーズの長さがまためちゃくちゃに長いんですね。多分僕の3倍ぐらいは長く引っ張れます。信じられない長さです。2時間歌いっぱなしでも(それもフルボイスで)全然声に疲れが感じられないし・・・。そしてハートのこもり方がまた半端じゃないんですね。熱い心がそのまま全部声になってハートから出てくるんです。すべてが心の叫び。そして彼の作る歌のまた素晴らしい事。イタリアの歌らしい美しくロマンティックでドラマティックで哀愁に満ちあふれたメロディーが心に響きます。彼の”Sabato pomeriggo”とか”Solo”、”Poster”等のあの頃のヒット曲を聞くと今でも一瞬にして30数年前のミラノに心がタイムスリップします。そしてもう40年ずっと大スターの座に座り続けている大歌手で大ソングライターです。 さて今回のコンサート・ツアーはイタリア外務省のミッションでした。「ワン・ワード2010」という世界ツアーをやっています。東京には上海万博のイタリア政府館でのコンサート後やって来ました。客席は超満員、ペトローニ イタリア大使夫妻もお見えでした。客席の4分の1か5分の1は在日イタリア人の皆さんだったせいもあり、会場の雰囲気はイタリアでしたね。なかなか日本人だけだったらあそこまで盛り上がらなかったと思います。とはいえ日本人の聴衆もみんなイタリアやイタリア音楽好きな人達ばかりなんでやっぱり普通のコンサートとは雰囲気が違いました。僕は3列目の真ん中に座ってましたが前の女性達は“Ti amo!(I love you)”と書いたうちわなどいろいろなプラカードや発光スティックを持ち込んで手にかざしながらの鑑賞。小さい会場ですから歌の間のトークも直接話しかけられてるような気分。初めて彼の歌だけじゃなくて話しを聞くことが出来たのもうれしいことでした。 今回のコンサートが実現するに当たっては各方面の色々な協力があったからだそうですが、実はピアノもその一つ。イタリア製の Fazioli というオール手作りの高級ピアノが持ち込まれました(代理店から貸してもらった)。実は僕はFazioliの本物を見るのも聴くのも初めて、特に低音が凄くよく出るなあという印象。クラウディオも「このピアノをずっとここに置いておくように言っておいた!」とステージで冗談を言ってましたが、イタリア文化会館の館長、ドナーティさんも将来購入したい!と挨拶で言ってました。数年前僕らがエレクトーンを持ち込んでコンサートをやったところ感激して備品としてエレクトーンを購入してくれた実績があるので期待しています。そうしたらうちの発表会や僕のコンサートでFazioliが使える!!下の写真はそのコンサートグランドピアノの横に書かれていたロゴのアップです。 昨夜のコンサートが半ばくらいに差しかかったところで「ポスター」という歌を彼が歌ったんですが何かキーが全然低いように感じて、しかもいつもは完璧な彼のピアノ伴奏がよれよれで(巧妙に誤魔化していたけど)明らかにコードを弾き間違えているんでなんか変だなと思っていたのです。そしたらサビに差しかかったところで疑問が晴れました。サビを我々に歌わせてくれたんですよ!オリジナルのキーだと普通の人には絶対無理な音域なんで歌いやすいキーに下げてくれてたわけです。勿論イタリア人の聴衆はじめ日本人でも歌える人達は大喜びで歌い出します。僕も当然歌いました、でもキーが低くてかえって歌い難かったですが。以降もうイタリア人の聴衆は「たが」が外れちゃって、好きな歌が出てくると勝手にみんな一緒に歌ってしまいます。ぼくもがんがん歌ってました。クラウディオの伴奏で一緒に歌えるんですからもう感激。自分が歌手だなんて事は完全に忘れてただの一ファンになってました。そうそう、彼のギター弾き語りは初めて聴いたんですがピアノ同様に素晴らしかったです。僕より絶対上手い。 プログラムの中間のあたりで「ボラーレ」はじめ彼のオリジナルじゃない他の歌手の歌も歌ってくれて、そのなかに僕の得意なナポレターナ「遙かなるサンタルチア」もありました。これは自惚れと笑って下さい、この曲だけは僕は彼より上手いと思ってます。 彼の写真はWeb上でいくらでも見られますから是非ご覧になって下さい。(上にのせておいた彼のサイトにもごっそり掲載されています)若い頃はアイドルだった位ですからハンサムなのは当然ですが、顔も態度もとてもシンパティックでとても好感が持てます。同行した家内や女性達は何と失礼なことに「カワイイ〜〜!!」とはしゃいでました。YouTubeでも動画が色々見られますから見て下さいね。 下の写真は帰りにイタリア文化会館エントランスの看板前で。興奮冷めやらぬ同行者達と。向かって左はNHKイタリア語講座のテキストなどで活躍しているイラストレーターの酒井うららさん。彼女は僕のミラノ留学の先輩で、そもそも僕に初めてクラウディオの存在を教えてくれた人です。35年前ミラノで若かりしアイドル時代のクラウディオのコンサートを聴いて以来!と感動にひたっていました。右は僕の歌の伴奏者の1人エレクトーン・プレーヤーの今井純子さん。去年のリサイタルで僕はクラウディオの「サバト・ポメリッジョ」を歌い、その時彼女が伴奏してくれていたので、昨夜はそのクラウディオの生歌で聴けて大変に喜んでいました。なお家内はこの写真を撮っていまして写っていません。 一生の想い出に残る感激のコンサートでした。3年前にナポリでマッシモ・ラニエーリのコンサートも聴けたし、これで同年代のポピュラー系の好きなカンツォーネ歌手は2人とも生を聴くことができ満足です。
by goloso204
| 2010-11-05 21:28
| コンサート
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Comments(6)
おお、全く同じ日の同じ時刻に、日本と英国双方でコンサートに行っていたことになりますね・・・と言っても、こちら9時間遅れですけど。
いつもコンサートの雰囲気を記事にまとめるのに苦労していて、純さんの記事を参考にさせてもらっているのですが、難しいです。 あいにく、C.バリオーニさんのことを全く存じ上げず、内容に無関係のコメントですみませんでした。
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goloso204 at 2010-11-08 13:27
>こま夫さん 僕もコンサートの事を書くのには苦労します。いいたいことが色々あるのでどうまとめるか毎回なかなかうまくいきません。バリオーニ素晴らしいですからYou Tubeででも聴いてみて気に入ったらCD買ってください。イギリスでなら英語の対訳付きのがありそうです・・。
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YoshioAntonio
at 2011-11-20 22:57
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青木純様、先刻は当サイトへのご訪問とお言葉をありがとうございました。1年前のこのBaglioniのコンサート、青木様は3列目の真ん中でいらしたんですね。私は1列目のまん中でしたので、この時も実は接近遭遇させていただいていたんだなぁ、と感慨深く思いました!ちなみに写真に写っている女性たちは、私が主催する月例FESTAの常連さんたちです(笑)
>Sig.YoshioAntonio バリオーニのコンサート、僕の二列前で要らしたのですね。女性陣弾けてましたね!もうあれから一年たってしまって夢のようです。クラウディオまた来てくれないかな~!っていつも思っています。
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divino4020
at 2017-04-28 01:00
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くやしい!!今知りました・・・・もうないでしょうね そんなこと
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goloso204 at 2017-04-29 14:13
divino4020さん、残念でしたね!後の祭りとはこの事。バリオーニ様が目の前で歌って下さるなんて事は日本にいる限り二度とないと思いますが、でもまたあるかも。待ちきれない場合はイタリアに聴きに行きましょう。
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