先日購入したMacに直に取り込めるカセットプレーヤーで留学中に録音したカセットテープから残しておきたい部分をデジタル録音しています。
習っていたソプラノのマリア ルイーザ・チオーニ先生のレッスンを録音したテープを今、取り込んでいます。
とにかくハードなレッスンで、難しいヴォカリーツィオ(発声練習)が延々と続いています。時折先生がお手本で歌ってくださるんですが、そのお声の美しいこと!発声の素晴らしい事!それに引きかえぼくの声の悲惨なこと。たまにうまくいって良い声が出ることもあるんですが、大体は絞め殺されかけたロバが苦し紛れに断末魔をあげているようなもんです。もう聴いてると胸や喉が苦しくなって疲れてしまいます。ほんとひどい声です。
しかし発声は悪いんですがさすが20代の若さ!馬力が今とは大違い。技術のなさを体力で補ってます。こんな訓練を毎日のようにやっていたんですから声が出るようになるのも当然かとは思うんですが、残念ながら今はこんなにやったら声が出るようになる前に声が壊れちゃうでしょうねきっと。
このひどい声も修行中の懐かしい想い出・・・。しっかりデジタルで残しておきます。