今日からいよいよ九段のイタリア文化会館のアートラボ新講座「カンツォーネ・ナポレターナ・マスタークラス」が始まりました。千鳥ヶ淵、靖国神社近辺花吹雪が舞っていました。
今日の第1回目レッスン、「サンタ・ルチア」を原語であるナポリ語のオリジナル歌詞(一般に歌われているのはイタリア標準語の『訳詞』)と、僕の訳詞でそれぞれ三番まで歌えるようにしました。さすがマスタークラスと云うことで、皆さん素人ながらなかなか良い声の持ち主ばかり。たった1時間半のレッスンでかなり歌えるようになりました。
帰りにエレベーターでドナーティ館長とばったり。そもそも館長から直々のご依頼でこの講座が始まったので、今日無事にスタートしましたとご挨拶。そうしたら手にしておられた紙袋から何やら黒い本のような物を取り出してプレゼントして下さいました。
20世紀のイタリア演劇界をリードした劇作家エドゥアルド・デ・フィリッポの戯曲集(本)と彼の芝居「デ・プレトーレ・ヴィンチェンツォ」のDVDでした。彼の芝居は見たことがなかったので楽しみです。
その後今日は飯田橋にある中学の同級生がやっている蕎麦屋さんで中学(千代田区立九段中学)の同期の連中と集まって飲んで喋って楽しい時間を過ごしました。今年我々は還暦を迎えるので秋に記念の同期会をやろうと云うことでそんな相談もしながらでした。僕らが中学一年生だったのは今から47年前になりますが、何かみんな年は取ってしまったけれど気持ちだけは中学時代とちっとも変わってない感じ。今宵は少年少女に戻っていたようです。