今夜は週に一度のサバティーニ六本木の出演日でした。店のお客さまでボローニャ出身のあるイタリア人男性がおられます。もう日本に20年ぐらい住んで商売をされているそうです。僕が歌いに行くようになってから一度、たまたま僕が歌っているときに来店され僕のファンになって下さって、今日は同じくボローニャから仕事で来られている知人を連れてこられました。二人とも本当に歌がお好きなんだなあ!ということが聴かれている姿ににじみ出ていて、僕の歌う歌に酔いしれてくださっているのが歌っていてよくわかるのです。一曲歌い終わるごとに"Bravo~!"と声をかけて拍手してくださるので、全然歌なんか聴いてなかった風のお客さま達までつられて拍手してくださるというような状態でした。はい、大変気分良く歌えました。日本人4名のテーブルでもこっちはつられたわけでなく心から暖かい拍手をしてくださっていて、前半一度、後半一度テーブルをまわったのですが、行くたびにチップを頂きうれしかったです。チップの渡し方もお上手でした。勿論サービスでアンコールさせていただきました。
今夜は久しぶりのお魚を頂きました。<スズキとエビとホタテのグリル、スムーズなシャンピニオンソース>魚は皮までかりっと焼けていて、エビは磯の香りが濃厚に残り、ホタテは柔らか。きのこ系が大好きなのでシャンピニオンのソースというのに惹かれてのオーダー。シャンピニオンなのでポルチーニなんかと比べると香りも味も優しく穏やか。主張が少ないので魚の味と香りを引き立てていました。ちなみにソースは全部パンに付けて食べてしまったので、皿を下げに来た支配人が「ブラヴォ〜!」って言ってました。
デザートはフルーツが食べたかったので洋なしのコンポート。僕が作ったらここまで潔く、あっさりした味には出来ないだろうな、っと思うくらい上品な甘さでした。