昨日から左目の焦点のあたりに光の点のような(電球のフィラメントみたい)ものが見えだして、そうひどくはなかったのですが今朝も少し残っていて、幸い午後にはほとんど治っていたのですが眼科に行ってきました。この症状は網膜剥離の可能性があるというのを以前テレビで見て知っていたので心配だったのです。待合室には白内障だの、緑内障だのを説明するポスターのようなものが張ってあって、見てみると網膜剥離の症状の説明があり、やはり自分の症状によく似ていたので覚悟して診察室に入りました。今日は車で行っていたので瞳孔を広げる薬が使えなかったため、網膜のスミの方までは見てもらえなかったのですが、見える範囲では幸い剥離は起きていないとのことで一安心。来週もう一度今度はその薬を使って再検査してもらいます。
さてこの写真は7年前98年のリサイタルの時の写真です。この時は南イタリアに行ってきた直後だったので、ソレントやカプリの気分を出そうと思い、知り合いの湯河原の蜜柑農園にお願いして、レモンの木とオレンジの木を購入、舞台に置いてみました。ただまだ実が小さくて、色づく前だったためプラスティック製のフィギュアをたくさん買ってきて枝にぶら下げたものでした。
この木はその後湯河原に持って行き、今は無き「紫陽花の館」の庭に植えました。オレンジの方はその後も実がなっていましたが(今もなっているはず)、レモンの方は植えた場所が良くなくてだめになってしまいました。
今年は特にそういう派手な演出は考えていません。20年の我々の人生がつまった演奏をじっくり聴いて頂くだけです。曲は選りすぐり。こんなコンサートは我々にしかできない! という自負を込めてプログラムを組みました。ご来場お待ちしています。28日 19時原宿アコスタディオ、11月3日 14時東京駅八重洲口 東京建物八重洲ホールです。