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ナポリタン・タイムの時計を買って更にウインドウショッピングをしつつトレド通りを北上します。トレド通りと言えばカンツォーネの歌詞によく出てきます。例えば大好きな「レジネッラ」や「初恋の女」に。いずれもかつて愛していた、愛し合っていた彼女にトレド通りで遭遇し、そこから昔の恋の想い出が語られていきます。まあ、そのくらい人通りの多い目抜き通りと言うことなんでしょうが、ナポリのカンツォーネ歌いとしては、この通りを歩くことは感慨深いものがあります。ウインドウショッピングで思わずカメラを向けたショーウインドウをもう一つ。 ヴェネツィアにも何度も出かけて赤いヴェネツィアングラスの食器はさんざん見ていますが欲しいと思ったことは一度もありません。しかしこの赤い食器には心が動きました。でも買ってません。 途中から脇道にそれジェズ広場へ。夕暮れの藍色の空に、広場のモニュメントが幻想的に浮かびあがっていました。 これまたカンツォーネで有名な「サンタ・キアーラ寺院」の前を通ってスパッカナポリのメインストリートB.クローチェ通りを東へ。途中マンドリンを抱えたプルチネッラ(仮面劇の登場人物)の小さい人形をレッスンに来る生徒達へのお土産に大量購入。聖ドメニコ・マッジョーレ教会隣のナポリ東洋大学を覗きました。というのは在東京の僕の友人、ナポリ湾のイスキア島出身のRと、Rの紹介でこうしてナポリを案内してくれているステフィは共にここで日本語を学んだ同級生だったのです。 そしてもうすっかり暗くなったので、ドゥオーモ通りを経てコルソ・ウンベルトを通ってナポリ中央駅まで歩いてしまいました。 ドゥオーモ通りにあった街路樹のオレンジです。ナポリのごみごみした雑踏の中でもこんな立派な実がなるんですね・・・。 ステフィはここで別れて私鉄の「チルクムヴェズヴィアーナ」に乗って帰宅。ぼくらはホテルへ。部屋で一休みしてからタクシーを呼んで貰い、いよいよマッシモ・ラニエーリのコンサートを聴きにアウグステーオ劇場に向かいます。タクシーはガレリアの横で降りて、ガレリアの中のバールに入って軽食をとりました。何せ昼食が遅かったのでチョコラータ(ホットチョコレート)を飲みつつ菓子パンをつまんだ程度。 9時開演と切符には書かれているので8時45分には劇場に到着。着席して開演を待ちましたが9時になっても聴衆は全く席に着かずあちこちで立ち話。9時10分ぐらいになって舞台にするするとスクリーンが降りてきて、映画の予告編みたいに劇場の予告が流れ、それからCMも流れます。相変わらず人々は薄暗い中席にも着かずあちこちで立ち話。ミラノでは9時開演とあればちゃんと9時には舞台が始まります。僕はナポリで劇場に入ったのは初めてで、劇場にも「ナポリタン・タイム」があるなんて知りませんでした。CMが終わりスクリーンはまたしずしずとたくし上げられ、客席は再び明るくなり人々のお喋りは続きます。そして9時25分頃だったでしょうか、突然客席は真っ暗になりステージからオケの音が聞こえだし、唐突にコンサートは始まりました。 マッシモはナポリ出身の人気歌手です。歳は僕より一つ上。15でデビューして以来今年は歌手生活40年。その記念リサイタルのようでした。彼はナポレターナも勿論歌いますが標準語のイタリアの普通の流行歌としてのカンツォーネでもいろいろヒット曲があります。コンサートのプログラムは全部こうしたイタリア標準語のカンツォーネばかりでした。彼のそうした歌は全く日本に入ってこないし、また僕の興味はもっぱらナポレターナのみだったため、残念ながら知っている歌は一曲もなく、正直言って余り楽しめませんでした。僕は彼の歌う若々しい情熱的なナポレターナこそが大好きなのです。とはいえともかく、まずはマッシモのそんなヒット曲「ロゼ・ロッセ」、若い頃の古い映像ですがお聴きになってみて下さい。 しかしアンコールになってから状況は一転。まず僕の愛する「レジネッラ」を歌ってくれたのです。さびのところの繰り返しの部分、ジェスチャーで聴衆に一緒に歌おうと誘いかけてきます。そこで会場は一つになって"T'aggio voluto bene a tte, tu me voluto bene a me!〜"と大合唱!勿論僕も一緒になって歌いました。そしたら僕の隣に座っていた紳士がそれを聴いて驚いて椅子から転げ落ちそうになっていました! アンコール2曲目はこれまたタイトルをそっくりそのまま携帯メールのアドレスに使っているくらい僕が大好きな「君が大好き」をやってくれたんですね。客席はまたまた大合唱。ここに至ってコンサートは最高潮。客席には満足感が漂います。アンコールは2曲でお終いでしたが聴衆は満足しきって席を立ちます。僕も立ち上がって歩き出したところで、今度は別の紳士が声をかけてきました。今の歌は古い19世紀の歌だけど知っていますか?と。勿論僕が知らないわけがありません。僕が何者であるか説明したら、今回ナポリでは歌わないのですか?!と残念がってくれました。人混みに流されそれ以上話が出来ずに残念でした。ロビーでポスターのマッシモと記念撮影。 そうそうこのコンサートのタイトル「40年前から 僕は泳げなかったので歌ってきた。」という長いものですが、コンサートの中で彼が話したところによると、子供の頃彼の友達は皆んな泳ぎに行ってしまったのに、彼はサンタ・ルチアという海のすぐそばに住んでいたにもかかわらず泳げなくて、仕方なく歌を歌っていたところから歌手人生が始まったとのことでした。 このようにナポリ第1日目は終了。
by goloso204
| 2007-03-08 01:15
| イタリア
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Comments(6)
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stefi
at 2007-03-08 02:41
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Il racconto e tutte le foto del primo giorno a napoli sono molto interessanti: paesaggi, cibi, monumenti ecc. L'obelisco di piazza del Gesu' con il cielo blu della sera mi piace molto! (W massimo ranieri, per fortuna che non sapeva nuotare... cosi' ha iniziato a cantare!). bye!
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吟遊市民
at 2007-03-08 18:20
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Massimo Ranieriは私にとって、むしろ映画俳優としての活躍が記憶として残っています。いずれもOttavia Piccoloとの共演作ですが、『わが青春のフローレンス』(原題:Metello)と『愛すれど哀しく』(原題:BUBU)がそれです。
適材適所とはこのことでしょう。彼らはなんら「これからの人生」を計算することなく、青春真っ只中の男女を見事に演じていました。 こうしてコメントを記すにつけ、遠く過ぎ去った70年代から80年代にかけて、映画館に足げく通っていたことを思い出します。その2作品を監督したボロニーニから ヴィスコンティの『イノセント』、ベルトルッチで『1900年』、ゼフィレッリの『チャンプ』等々 このような傑作映画だけではなく、チンクエッテイやチェレンターノなどイタリア人歌手の歌いっぷり、ベームとともにウィーン・フィルに帯同して来日したムーティの華麗な指揮ぶり―『運命の力』序曲―もまた見事であり、なんだか懐かしさがこみ上げてまいりました。 http://musica.itreni.net/artisti/ranieri.html
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goloso204 at 2007-03-09 11:39
ciao stefi.con la tua guida abbiamo fatto bellissima passeggiata! Ancora grazie tanto.Si,anche mi piace molto quella foto di piazza del Gesu'. Oggi e domani farro' i concerti
mi mettendo l'abito completo a Napoli. Ciao.
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goloso204 at 2007-03-09 11:45
吟遊市民さん、僕は80年代以降ぜんぜん映画を見なくなってしまったので映画の話題について行けなくてすみません。Masssimoが多くの映画に出演していることは知っていますが見たことがないんです。でも歌の上手い人はたいてい演技も美味いです。それは心の内面をさらけ出し表現することを知っている、それが出来る人たちだからだと思います。ぼくのとってはMassimoは72年に出した彼の最初のアルバム、ナポレターナばかり歌ったローマでのコンサートライブ「兵士の恋」です。ムーロロの大人の歌と違う若々しい情念にあふれた歌いっぷりに魅了され、影響を受けました。
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emiko matsumoto
at 2007-03-10 16:17
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こんにちは、エミといいます。イタリア在住の友人のsutefiから、一緒に町に行ったのよ。写真がすごい綺麗だから見てねと勧められたので、覗いてみました。赤いヴェネツィアングラスとナポリ時間の時計いいですね。私も欲しくなりました。
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goloso204 at 2007-03-10 23:48
エミさん初めまして。Stefiのお友達なんですね。彼女にはナポリで色々お世話になりました。彼女が選んでくれた散歩道を通らなかったら、Massimoのコンサートも聴けなかったでしょうし、ナポリタン・タイム時計も買えなかったわけで・・・。赤いガラスの食器も、お金とトランクに余裕があったら買っちゃったかも・・・。これからまだまだナポリの写真が続きますのでまた覗きにいらっしゃって下さいね。
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