今日は打ち合わせがあって横浜に行ってきました。すっきりしない曇り空でしたが、川崎市麻生区〜横浜市港北区の田舎道を通っていったので,あちこちに花が一杯咲いていてきれいでした。梅や菜の花、水仙がどこでもきれいで目をひきましたが、中でも木蓮が印象的でした。木蓮は曇り空にこそ似合うような気がします。それも夕方。中学生の頃校内合唱コンクールで、タイトルは忘れてしまいましたが木蓮をテーマにした曲を歌いました。とても美しい歌詞だったので今でもよく覚えています。「たそがれの すみれ色の空に ぽっかり灯をともす 白い木蓮 ほのかなる花の香りは 清らなる乙女にも似て しみじみと想い増す 想い増す」もちろんメロディーも覚えていて歌えるのですが、残念なことにそれがソプラノのメロディーだったのか、自分が歌った男声パートのメロディーだったのか、まぜこぜで覚えているのかは記憶がはっきりしないのです。
さて、車で移動中に綺麗な花を見つけても車を止めて写真を撮る・・という雰囲気でもなく(何しろ暗くて綺麗にとれそうもなかったし)結局今日は写真を撮らなかったので、もう9年前になりますが、'96年のちょうど今頃訪れていたシチリアはタオルミーナで撮った写真をご覧に入れましょう。到着後数日でまだ時差ぼけがひどく、早朝に目が覚め窓を開けてみると、朝焼けの空に綺麗な三日月がかかっていました。
早速カメラを取り出して何枚もシャッターを切るうちに朝陽が昇り始め
そしてふと部屋の中を見ると壁に僕のシルエットが映っていました。
部屋の下の民家とその庭もなんかいかにもシチリアっていう感じで好きでした。
これからしばらく、いい写真が撮れなかった日には今まで撮りためた写真を掲載していくことに決めました。また見に来てくださいね。