サイガ先生プロデュースの「絃楽器の歴史」コンサートは一昨日無事終了しました。すぐにアップしたかったのですが色々忙しくて今日になってしましました。
前半はサイガ先生と塩髙和之さんの琵琶。サイガ先生の「さるかに合戦」はサイガバレエの踊りが付いていたんですが、これが楽しかったです。先生の振付のセンスの素晴らしさ、ダンサー達の表現力も素敵でした。琵琶の語りがバレエと全く違和感ない!凄いですよね。サイガ先生は琵琶も上手いんですが、声が良くて歌(語り)が又凄いのです。とてもバレエ界の重鎮とは思えないのですね。これは先生の使われた琵琶。
塩髙さんは琵琶の歴史をペルシャの起源から解説。これは琵琶の原形のオリエントの楽器だとか。

塩髙さんの演奏で日舞が踊られました。舞われたのは花柳 面さん。お話ししたら何と青山学院高等部の先輩でした!越谷先生に音楽を習われたそうで意気投合。美しく格調高い舞姿に魅了されました。
さて僕のカンツォーネは今回今村高子さんにヴァイオリンで伴奏を入れてもらってのギター弾き語り。声の調子も良く、Core 'ngratoの最後のアクート(高い声の絶唱)は今までで一番じゃなかったかと思います。今村さんのヴァイオリン共演は今回が初めて。音色が美しく、本人はあちこち失敗したと言ってましたが、歌と良くあってとてもいい感じでした。リハーサルから一生懸命にやってくれて嬉しかったです。
終演後ロビーでサイガ先生と今村さんと記念撮影。
以下は頂いたファンからのメールの抜粋です。
バレエでも日舞でも あの立ち方で姿勢を保てるのは、永い永い修練の賜物と思います。
体の使い方の何と美しいこと!!
久しぶりに本物の芸術に触れた気がして、心洗われました。
私はやっぱり身体表現に共鳴しやすいのかも・・
それにしても、個々の才能の奥深さというか、ここまで到達するまでの年数を足したら、スゴイ!ことになるような、夢のような才能の競演でしたね~!
こんな大変なことを楽しそうにやってみせた雑賀先生に、心から感謝と尊敬を送りたいです。
純さんはヴァイオリンの伴奏は、効果を考えて合わせたのかしら?
また素晴らしいのよ、彼女の音色が!
洋楽はやはり血の沸き方が違うって思った。ヴァイオリンで聴くカンツォーネ、とてもいい!!
オペラっぽくしなくても、正統派の発声法で、技術点・芸術点共に高得点(o~-')b
すっかり暑さで外見・内面共、荒れ果てていた私も、今日の美の源泉に触れて、少し生き返った感じ。ありがとう!
さて帰り道、打ちあげで酔っ払って蒸し暑さの中、電車から降りて重い荷物を持って、かったるく夜道を歩いていたら・・・、歩道の割れ目からこんな植物が生えていて美しい白い花を咲かせてました!この道の歩道の割れ目は、スミレやムラサキツユクサや、色々花が咲くんですが、これは今年初めて。よく歩道の割れ目から生えてこんなきれいな花を咲かせますよね!凄い!感動でした。