もう既に旅先から写真を少しアップしましたので、ご覧いただいた方も多いと思いますが、改めて今回のオリジナル・イタリアツアー第12回<青木純のボンヴィアッジョ>〜紅葉のドロミテ渓谷とアルバの白トリュフ祭10日間〜のご報告を順次していきたいと思います。
さて、10月1日の午後、約一時間半遅れで成田を離陸。幸い機内がすいていたので一人で3シート独占、楽々横になって行けました。エコノミークラスの場合こんな楽な事はありません。到着後の疲労感が全然違います。アムステルダムは乗り換えだけで買い物の余裕はなく、すぐにVeneziaに向け出発、定刻に到着。モーターボートでホテルへ。となりのBarに行ってミネラルウオーターを買っただけで即就寝。
一夜明けると快晴!早速街の散歩へ。まず目に飛びこんできたのは色鮮やかな唐辛子の山と美味しそうなキノコの山!キノコ料理への期待が高まります。
更に歩くとフルーツ屋さんのスタンド。懐かしい!・・・というのはミラノ留学時代、初めに半年住んだ下宿の向かいにもフルーツ屋さんがあり、そこでよくこれを飲んでいたので・・・「フルッラータ」というミックス生ジュース(ミキサーで液体化しただけで絞っていない)を飲みました。一行の皆さんは初体験、大好評でした。
そうこうするうちにリアルト橋に到着。橋から南側はなぜかゴンドラもボートも人も多く賑わっていますが、北側の魚市場方面はとても静かです。ゴンドラも一艘だけ。
サン・マルコ広場に着くとなんと、ほんの1〜2センチではあるものの名物?のアックア・アルタでこんな有様になっていました。
しかしこの水も午前中には退き、午後からは普通に歩けるようになりました。サンマルコから少し引き返して、割りとすいている小運河でゴンドラをチャーター。二艘に分乗して連なって漕いで貰い、僕が何曲か歌いました。普段めったには歌わないヴェネツィア民謡を歌ってるところなので、歌詞を書いたノートを見ながらです。水の上は声がよく響いて気持ちいいんですよ。
さてお待ちかねのお昼は、何度も食べに行って美味しいことが分かっているレストランへ。しかもここは庭で食事が出来るので今の季節はとても気持が良いんです。プリモ・ピアットはほとんどの人がポルチーニのグリルか、ポルチーニのタリアテッレを選択。秋の味覚に酔いました。
セコンドにはスカンピのグリルを。これもエビの甘さがたまらなく美味しく絶妙の焼き加減でした。
イタリア最初の昼食は大正解でした。それでは今日はここまで。午後の写真はまた次回です。