10月1日の晩、外人記者クラブで行われたイベント、<Ninja night(忍者ナイト)>に友人から誘われて行って来ました。
このイベントは映画プロデューサーの高橋淳一さんのプロデュースで、高橋さんの司会で進行。また現在全世界に40万人弟子を擁する戸隠流忍術「武神館」の協力で行われました。最近のテレビ番組では、同館が来日する外国人観光客の興味No1に選ばれたとか。弟子のなかには各国の公安機関などで活躍したり、日本に定住して稽古を続ける人も多いそうです。
美味しいディナーの後、昔テレビの忍者番組「自来也」(武神館宗主が自ら主演)を見たりしたあと、いよいよ忍術の実演。忍者の使う武器の説明やそれを用いた実演。外人のお弟子さんも多いので外人の忍者や「くのいち」も登場。英語の台詞付き立ち回りも。
一番楽しかったのは質問コーナー。さすが記者クラブだけあって面白い質問が続出。例えば・・・
Q1:忍者の報酬はいくらぐらいだったのか?それはまた忍者個人に支払われたのか、それとも流派がエージェンシー的な役割をして、そっちに支払われたのか?
Q2:女忍者「くのいち」はどのくらいの割合でいたのか?
答えはいずれも「わからない!」何故なら忍者はその業務上(スパイ)の理由で、一切記録を残していないから。忍術は直系の弟子に受け継がれて残っていても記録が残っていないというのはもっともなことと納得。くのいちについては女性忍者もいたらしいが、男が女装して相手を欺くことがあったとか。
忍術の武術は「逃げる」ための格闘技なんですね。手裏剣の殺傷能力は低く、投げつけて相手がひるんでるうちに逃げる!テレビみたいに煙がもくもく出て来たりしないけど、懐から目つぶしの灰をつかみ出して顔に投げつけ逃げる・・・。武術も合気道みたいなのが多くて、ともかくすり抜けて逃げる。手に隠れる小さい武器を仕込んでおいて、それで一撃してひるんだところを逃げる!など。デフォルメされたテレビや映画の忍者ほど派手ではないですが、諜報と自己防衛のための術だったのだと云うことを改めて納得。楽しい一夜でした。