10月29日㈭の夜、イタリア文化会館アニェッリホールで、イタリアのプロ合唱団<カンティクム・ノヴム合唱団>のコンサートがあったので聴きに行ってきました。
イタリア文化会館主催のイベントは全部入場無料(要予約)、コンサートや映画会、講演会など興味深いイベントが目白押しですよ!
今回は「世俗の愛、神の愛」というテーマで宗教曲中心のプログラムでした。
始めにパレストリーナのミサ曲。生でパレストリーナが聴けることはあまりないので楽しみにしていました。これは各パート3名ずつの小編成メンバーで歌われました。1曲目という事もあって声がまだ十分暖まっていないせいだと思いましたが、若干ハーモニーに乱れがあってちょっと残念。
前半はこの他A.スカルラッティ、A.パンキエーリといったバロック期のイタリアの宗教曲が歌われました。アニエッリホールは大変に音響が良いホールなんですが、やはりこういう曲はイタリアの天井の高い教会で聴きたいですね・・・。
後半はまずイタリアの第2の国歌と言われるVerdiの歌劇<ナブッコ>の「行け、我が思いよ、黄金の翼に乗って」やロッシーニのオペラから合唱曲が歌われ、次にアルゼンチンの現代の作曲家A.ラミレスのミサ曲が歌われました。チャランゴやケーナ、ラテン特有のパーカッションの伴奏がつきます。ラミレスの宗教曲は今回初めて聴く機会を得たのですが、南米のフォルクローレを聴いているようなミサ曲で大変面白く、興味深く聴くことが出来ました。
合唱団も次第に調子を上げ、見事に歌い上げていました。特にやわらかな弱声でのハーモニーは見事でした。張った声もやはりイタリア人の声で(当たり前だが)日本の合唱団とはちがう響き。良くも悪くも日本の合唱とはひと味ちがいますね。久しぶりにイタリアのコーラスを楽しんで来ました。