うちの教室には様々な人生を送ってこられた、人生の先輩が数多くカンツォーネを習いに集って来られます。
その中の一人、昨年の「太陽カンツォーネ・コンコルソ」で特別賞を受賞した岸哲利(身内ですので敬称略)著、創英社・三省堂書店から
「弁当と世界と男坂」という本が出版されました。
以下サイトから転載です。
〜内容紹介〜
1980年40歳にて明治高校へ英語教諭として就職
生徒と教師の交流の記録
中学1年の新入生を、担任として迎えたところから、
年代毎に、6年間の生徒の生活と学習の成長過程を、
毎週発行した手書きの学級通信『男坂』から紐解いてみた。
そこには、生徒の成長(=自立)の過程を明確に示す指標となったものがある。
その自立の過程は、母親が毎日、息子に持たせた「弁当」に寄せた生徒の「感想」の記事によって、
学年が上がる毎に、明らかにされていったことである。
多感な男子中高生の6年間を、手書きの学級通信を通して見つめ続けた教師の記録。
心温まる筆致とイラストで、現代社会が見失いがちな人と人との絆を説く。
教育関係者にもおすすめの一冊。
著者について
岸哲利 きしてつとし
1940年12月26日生まれ。福岡県北九州市小倉北区出身
東京外国語大学ドイツ科卒。
元明治大学付属明治中学高等学校・英語教諭。
1985 年から90年の6 年間、生活・学習記録として学級通信『男坂』を毎週B4判わら半紙に手書きで発行。 約240 号を私家本として出版。
教え子達への愛情あふれる彼らの成長の記録、是非ご購読下さい!