我々はたとえばコンサートやミュージカルのチラシやプログラムなどに載せたり、資料に添付したり、顔写真を使う機会が大変多いです。お金をかけてプロの写真家にポートレートを撮ってもらうわけですが、いくら気に入った写真でも何年かたてば当然現物と写真との間に経年変化という差違が生じてきます。よくクラシックのコンサートなんかに行くと、プログラムの写真何十年前のですか?と訊ねたくなる様な写真を使っている方も多いです。
僕の写真も前回撮ってから結構時間がたって、そろそろ撮りなおした方が良いかな・・・!という感じになってきたので、今日知りあいの
写真家漆戸美保さんにポートレートを撮ってもらいました。
今まで男性にしか撮ってもらったことがないので、女性に撮ってもらうときっとまた感じが違ってくるのではと思ってお願いしました。午後からポーズや照明、背景を変えながら約400枚撮影。この中から良いのを選び出して使おうというわけです。(これがまた大変な作業!)
今まで撮影した中で、自分で気に入っている写真は何故か燕尾服を着て撮影した時のが多いので、今日も燕尾服で撮ってみました。そこでイタリアの勲章をつけたのも記念に撮っておきました。自分でも気に入った写真がたくさん撮れていますが、惜しむらくは燕尾服なんで「声楽家」!という印象。カンツォーネ歌手!というイメージではなかったかな・・っと。でも気軽に撮影を頼めるので(売れっ子なのでスケジュールを押さえるのは大変ですが)、また今度はもっとくだけた服装でも撮ってもらおうかなと思っています。
しかし撮る方も勿論大変だったでしょうが、撮られる方もかなり疲れました。撮った写真はこの秋のコンサート関連で早速使い始める予定にしていますのでお楽しみに。