外国語を歌う際、その外国語が出来ない人には訳詞は大きな助けになりますね。またその言葉が出来ない人には訳詞で歌うことで意味も伝えられるわけですから大変重要なものであるわけです。
僕はイタリアにいる頃、日本に知られていない多くの美しいカンツォーネや楽しいストーリー性のある歌詞のカンツォーネを日本に持って帰って歌う際に、どんな良い歌でも意味が分からずしかも聴いたことのない曲であったら、日本の聴衆になかなか親しんでは貰えないだろうと思って、これらの歌に訳詞を付ける作業を始めました。
*原語の意味に忠実に!
*聴きやすく、歌いやすい言葉で!
*メロディーラインのイントネーションやフレーズの切れ目に添った言葉で!
これが僕が訳詞をする際に一番気を付けていることです。
今日新しい生徒がやってきました。まだよくおはなししていないのでどういう人なのかよく分かっていませんが、自分でもカンツォーネの訳詞をしているんだそうです。そしてその人も、一般的にカンツォーネの訳詞は意味がいい加減な物が多いので、原語の意味をちゃんと伝える訳詞をしたいと思って書いているそうです。レッスンでは自分の訳詞を歌い、僕に訳詞と歌の両面からアドバイスをして欲しい、ということでした。
今日持ってきた3曲聞かせてもらい、僕は自分の経験や歌手としての立場からいろいろ意見を言い、アドバイスしました。結構低い良い声で音程も正確で発音も明瞭。訳詞も僕は大変好感を持ちましたが、助詞の使い方や、高音で歌いやすい母音、歌いにくい母音の問題、タイがかかってシンコペーションになっているところに次の単語の先頭の音を入れてしまって、せっかくのリズムが生かされてなかったり、イントネーションが逆行する言葉が気になる部分のことなど指摘しました。そういった点書き直してみるそうです。
僕のよりももっと良い訳詞をいろいろ付けてもらって、もっと多くの人にカンツォーネを数多く歌ってもらいたいものです。
ベランダのミニバラが開花しました。この花夏場は黄色なんですけど、何故か赤い(オレンジぽい)んですよ・・・。何故なんですか?