昨日の雪から一転、風は冷たかったですが素晴らしい青空に恵まれた今日、椿山荘でピアニストの小保内恭子さんの傘寿を祝う会が開かれました。小保内恭子さんは僕が子供の頃NHKのラジオやテレビでその名を聞かない日はない位に活躍されていたピアニストです。また僕の音楽の恩師、名曲「初恋」の作曲家越谷達之助先生が晩年その作品の演奏のほとんどを委ねられていました。僕がイタリア留学から帰国してから越谷先生の作品を歌う際に伴奏をして頂いたのがきっかけで、その後今までお世話になりっぱなしになっています。先日傘寿を迎えられ、今日大勢のお弟子さん達やご友人達140人が集まりお祝いの会となりました。中には90歳になられた安西愛子さんのお元気なお姿もありました。安西さんはNHKラジオで放送されていた「うたのおばさん」で有名になられ参議院議員も務められた方でしたが、その「うたのおばさん」の伴奏を務めておられたのが小保内さんでした。(ちなみにNHKではバリトンの友竹正則さんの「うたのおじさん」というのもありましたが、これも小保内さんが伴奏をされていました。友竹さんはもう大分前に亡くなりお姿が見られないのが残念でした。)安西さんはスピーチもされましたが、その声の若く美しい事には驚かされました。
会の前半はまず食事。小保内さんは全卓を回って皆さんとお話しになっていましたが、久しぶりに会われる方が大半でしたから話は尽きぬ様子。後半は小保内さん縁の方々によるコンサート。ピアノの連弾有り、お琴と尺八、チェロ独奏、ソプラノ独唱等々あってトリを僕が務めさせて頂きました。ギターの弾き語りでリクエスト頂いた「遥かなるサンタ・ルチア」「マリア・マリ」「つれない心(カタリ・カタリ)」の三曲。
続いて小保内さんのピアノ伴奏で「初恋」。これは僕だけでなく出演した歌手や出席されていた声楽家の方々もご一緒に歌って下さいました。更に小保内さんが指導されている合唱団の皆さんや出席者全員で「赤とんぼ」などを歌っておひらきになりました.
小保内さんはとても傘寿になられたとは思えないほどお元気で若々しくしていらっしゃいます。また皆さんとご一緒に米寿、卒寿、白寿とお祝いの日を迎えて頂きたいと願って止みません。