今帝劇で上演中のミュージカル<ミス・サイゴン>を見てきました。僕の生徒の青木真由子がアンサンブルで出演していて、是非見に来てくださいと招待してくれました。終演後楽屋前で真由子と。のれんがミスサイゴンgoodsです。
席は前から5列目の、中央やや上手寄りとオペラグラスがなくても舞台の役者の顔がバッチリ見える良い席でした。帝劇でミュージカルを見るのは久しぶりです。そもそも普段から滅多ミュージカルは見に行かないんですね。オペラでさえ最近はほとんど見に行ってません。<ミス・サイゴン>も実は初めて。舞台にヘリコプターが降りてきたり、話しは「マダム・バタフライ」のベトナム版だという位しか予備知識もなく、出ている俳優達もほとんど知らない人ばかりという「ミュージカル浦島太郎」状態での観劇でした。
僕が舞台を見に行くと、一般の観客として舞台を見ている部分もあるのですが、同時に出演者の目、あるいはスタッフの目でも見ていて、お芝居の中にどっぷり浸って感情移入・・・などしていないんです、大抵は。今日はまず我が弟子がどんな舞台を務めてるだろう?!ちゃんとやってるだろうか?という心配。これはまあ何とかちゃんとやっていてくれて一安心。良かった良かった・・・。
それからある場面では「自分がその役だったらどう演技するかな」とか、「今の歌最高音は何だったろう」とか「この曲は歌いにくそうだな」とか、次のストーリの展開を予想したりとか、「あ、紗幕が飛んだ・・・何か出てくるぞ・・、ほら来た!」とか、席が前の方だったので舞台上の吊り物が良く見えていて、今あそこに当たってるあの青の照明はどのライトが照らしてるんだろ・・・などなど。この調子じゃ芝居に入り込めませんよね・・・。
感心したのは一昔前の日本のミュージカルと違ってみんな歌が上手くなったなァと言うこと。歌もろくに歌えない俳優やアイドルの知名度と人気で集客を図っていた時代はもう過去になりつつあるようです。
さて今日道ばたで彼岸花の蕾を見つけました。もうすぐお彼岸ですねぇ。
昨日こんなプレゼントをもらいました。ちょこんと覗いてるのは猫です。このタオル「猫踏んじゃっタオル」というんだそうです。楽しいですね!