来年春に茨城県小美玉市の四季文化館からコンサートを依頼され、今日下見と打ち合わせに行ってきました。落葉寸前に色付いた木の葉が美しい木々に囲まれ広い敷地に立つ立派な会館でした。館長さんはじめ館とボランティアスタッフの皆さんから暖かく迎えて頂き、会場で実際に音を出してみて音響をチェックしたり、当日のスケジュールやらいろいろと相談をしてきました。
これは会場となるイベントスペース「風のホール」横の植え込みです。
実はこの打ち合わせに先立って、隣の石岡市にある光風園という養護施設を訪れ、ボランティアでミニコンサートをしてきました。養護施設でのコンサートは過去に何回かやったことがありますが、今回ここでもとても喜ばれました。一般の聴衆とはちがうストレートな反応が返ってくるので、とても歌う方も楽しいです。特にリズミックな歌にはすぐ手拍子がわき上がったり、静かな歌ではからだが自然と前屈みになってこちらに吸い寄せられるようになったりと、体ごと反応をしてくれます。園生手作りの工芸品などお土産に頂戴し、再訪をお約束して来ました。園の方では写真を撮っておられましたが自分のカメラをお預けするのを忘れ、歌っているところの写真は今日はありません。でも頂けることになっているのでまたここでご覧に入れたいと思います。
打ち合わせ後の夕方、地元の画家O先生に車で30分ほどの笠間市にある笠間陶芸の丘、茨城県陶芸美術館に案内して頂きました。笠間焼きで知られる陶芸の町ですが、丘一つまるまる陶芸に関する展示を見たり買ったり、陶芸の体験等が出来る立派な施設でした。調度夕陽が沈む時間帯で丘の上からの眺めが美しかったです。
この後再び小美玉市に戻り、南欧風味堂「桝屋」という店に。大変に香りがよく美味しい地の生酒「渡舟」を飲みながら色々料理を頂きました。
この地方の名物でもある「メヒカリ」という白身魚の唐揚げがとても美味しかったです。
その他イカや各種貝類のサラダ仕立てなんかもとても美味しく大満足でした。次回コンサートに伺うときが又楽しみです。