昨日都内某ホテルで僕の弟子の結婚披露宴があり、司会をして歌ってきました。
新婦が僕の弟子です。二人は大学のオーケストラの先輩と後輩で(二人とも音楽家ではありません)、音楽が縁で結ばれた二人なので、披露宴後半はピアノの演奏、僕の歌、さらにそのオーケストラのメンバーによる弦楽合奏、そして最後は新郎作曲による室内楽曲に二人もオーボエとフルートで参加、という具合にコンサート状態となりました。
僕は新婦がこの日のために作詞し、僕の親しい作曲家、安藤由布樹が作曲した「Twinkling ocean」と、お馴染みのカンツォーネ「オーソレミオ」と歌いました。伴奏も安藤由布樹。
本当に美しい花嫁でした。一人娘なのでご実家はきっと寂しくなることでしょう。幸い近くに新居を構えるのでちょくちょく遊びに行ってくれると思います。やはり娘を持つ父親としてはそう願うばかり。そして二人の幸せを心から祈ります。
この生徒の伯母さんはピアニストで、僕がイタリアから帰ってきた直後からしばらくよく伴奏をして頂いてました。今から19年前にその伯母さんはイタリア系アメリカ人と結婚してずっとニューヨークに住んでいます。その結婚式も僕が司会をして歌いました。イタリアから来ていた新郎の親戚の人達は皆僕の歌うカンツォーネに感激してくれたのを良く覚えています。その時昨日の新婦はまだ小学校低学年でした。彼女はその時の僕の歌をよく覚えていてくれたらしく、それから16年たった3年前、突然連絡が来て僕に歌を習いたい!と弟子入り。そしてそれから3年、また彼女の披露宴も司会をして歌うことに。時の流れに感慨深いものがあります。伯母さん夫婦もニューヨークから来日、結婚式以来19年ぶりに再会。おひらき後も夜中まで楽しくお喋りしてきました。英語は疲れましたが・・・。