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![]() 受賞者の中には既に文科大臣表彰とか文化庁長官表彰等受けておられる方もかなりおられて、この先文化勲章など叙勲が待っているのだと思います。既にイタリアから勲章を頂いた僕としては、この様な報奨が受けられるという事は、地道に一生かけて音楽をやってこられた方にとって、どれだけ大きな励みになるか、信じた道をやり遂げてきた誇りを感じることが出来るか知っています。またこの活動に賛同され協力しておられる現役の党派を超えた有名政治家も数人来ておられ、Jazz界はこういう文化に光を当てようとする政治家のバックアップが受けられてなんと幸せなことだろうか!とひたすら羨ましかったです。 ![]() 写真は既に受賞されているJazzシンガーの阿川泰子さんと。そして素晴らしい演奏を披露される超ベテランJazzメンのみなさん。本当に楽しそうに幸せそうに演奏しておられて、特段Jazzが好きだというわけでは無い僕まで、楽しく幸せな気分にさせて下さいました。そしてほとんど80代の皆さんなのにテクニックは全く衰えておらず、完璧な演奏であり、そしてそればかりか笑いや涙の長い人生の経験から来る味が加わり、本当に温かい演奏であったことに驚かされるばかりでした。僕も80過ぎてもこうして演奏が続けられたら幸せだろうとつくずく思いました。 ▲
by goloso204
| 2018-11-25 10:09
| 音楽
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何と!うちの生徒でテノールのKが、自宅敷地内にコンサートサロンを作りました!10月初旬にオープンの予定です。内装がすっかり出来上がったとの事なので、早速見に行って来ました。これが正面入口。エントランスの上には"ALKAS"の字が掲げられるとか。 ![]() ![]() ![]() ▲
by goloso204
| 2018-08-16 14:55
| 音楽
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今夜府中どりーむホールで行われた都立府中西高校合唱部第27回定期演奏会に行ってきました。 ![]() そもそもなぜ僕が高校の合唱を聴きに行くことになったかというと・・・ 僕の仕事仲間の作曲家安藤由布樹(以降人名は仕事仲間で友人で同級生ということで敬称略)が作曲した「21世紀のヒーロー」という混声合唱組曲があります。彼がこれを作ってすぐ、合唱ではなくてクアルテットで僕はこれを歌う機会があり、大変良い曲で好きになり、このうちの「うたいたい」を何度か独唱でも歌っています。安藤からぜひこの歌をいろんな合唱団で歌って欲しいから、合唱指導者の知り合いがいたらぜひ紹介してくれと頼まれ、国立音大声楽科の同級生で府中西高校の教員であり、合唱部の指導者として活躍している櫛田豊にこの曲を紹介したところ彼が大変に気に入り、早速合唱部で歌ってくれることになったのが9年前。同校合唱部は毎年のようにコンクールに優勝したり入賞したりという大変実力の高い合唱部です。その年から毎年「21世紀のヒーロー」を歌い続けてくれたそうで、今年の定期演奏会では東日本大震災の被災者の方々へのメッセージとして、卒業生120人を含む180人がステージに立ち、更には作曲者の安藤がピアノ伴奏をつとめる!というので聴きにいってきたわけです。 ![]() 演奏はとても素晴らしかったです。「21世紀のヒーロー」の前に演奏された合唱もみな非常に高いレベルの演奏で感心しました。僕が合唱の指導をしても多分絶対こんなに歌わせられないだろうなと思うくらい。フィナーレの「21世紀のヒーロー」は一人一人、皆がもう完全に自分の血や肉にしてしまっていて、一人一人の歌を愛する気持ち、この歌のメッセージの意味、この歌に対する愛、思い入れの深さが伝わってきて、それがしかも180人の大合唱ですから凄いパワーでした。会場の拍手は鳴り止まず、会場が一つになり感激に包まれていました。 僕が紹介した事が発端で、事はとてつもなく凄いことに発展しました。まさかこんな事になろうとは!たまには自分が舞台にしゃしゃり出ず、影の存在でありながら皆さんのお役に立てた事に大きな喜びを感じたのでした。下の写真、中央が作曲の安藤由布樹、右が指揮の櫛田豊です。 ![]() 府中西高合唱部員、卒業生のみんな素晴らしかったよ!いつまでも今日のように『本当の愛』を持って歌い続けてね! ▲
by goloso204
| 2012-03-28 23:27
| 音楽
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昨秋録音した「エーデルワイス」が収録されている小学校4年生用音楽鑑賞教材のCDが出来上がり、サンプル盤が送られてきました。 ![]() 音を皆さんにお聞かせ出来ないのが残念です。実際に聴いて見ると自分で思っていたより声の音色が柔らかいです。日本語バージョンと英語バージョン両方が入っていますが、日本語のよりやっぱり英語の方が良いですね・・・。 このCDはユニバーサル・ミュージックから出ていますが、レーベルはドイツ・グラモフォンです。鑑賞教材なので、いろんなミュージシャンの演奏によるいろんな曲が入っています。ちなみにぼくの歌のすぐ後はベルリン・フィルハーモニーのトルコ行進曲(ベートーヴェン)です。その他ウイーン・フィルやらサラ・ボーンやらクリストフ・エッシェンバッハらの名前が並んでいて、ちょっと良い気分でした。 ▲
by goloso204
| 2011-02-24 21:33
| 音楽
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小学校4年生の音楽の授業で聴く、音楽鑑賞教材CDの録音をしてきました。今日歌ったのは「エーデルワイス」。オーケストラ伴奏で英語と日本語と2通り録ってきました。鑑賞教材の録音はこれが2回目、以前クリスマスソングメドレーもやりました。 ![]() 場所は初めて行く代々木のスタジオ。製作会社のプロデューさんはじめ教科書会社の方々、更に英語の発音をチェックするネイティブの英語の先生も見えてました。 英語の方は歌う前にまず読んで直して頂き、次に一度歌って直していただき、すぐに本番になりました。テイク1でネイティブの先生から問題なし!とOKが出たのでちょっと自信が付きました。日本語の訳詞はまだ歌った事のないものでしたが、情景を連想しやすく心も込めやすく歌いよいものでした。日・英、各3テイクでOKが出て、スタジオ入りから1時間かからず無事レコーディング終了。立ち会われた関係者の皆様にも大変喜んで頂けたようでした。来年度から全国の小学校4年生が教室で僕の歌を聴いてくれるわけです。 さて赤い葉が出始めたポインセチア、あれから数日で真っ赤になりました。他にも赤い葉が目立ち始めました。さて、花屋さんで売ってるようになるんでしょうか・・・? ![]() ▲
by goloso204
| 2010-11-17 20:33
| 音楽
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テノールの早瀬一洋先生が9月28日に亡くなりました。享年71才、悪性リンパ腫で急逝されました。 早瀬先生は僕が高校三年で音楽大学受験を決めたとき、恩師の作曲家越谷達之助の紹介で初めて師事した声楽の先生でした。音大に合格するまでの2年間、更に音大生の頃も、また留学から帰ってきてプロとしてデビューしてからも、時々レッスンに伺いメンテナンスをして頂きました。 当時の先生は川崎商業高校の音楽の先生でしたが、朝学校に行くと下駄箱の中に女子生徒達からのラブレターがぎっしり詰まっていたというくらいハンサムな甘いマスクと甘い声を持った先生でした。その後学芸大学へ、更に昭和音楽大学に移られて教授となり、退官後は名誉教授でありました。その他多くのオペラ団体や発声学会など理事や要職を歴任されていました。 これ昨年正月、日比谷の松本楼で行われた先生を囲む新年会の席で歌われた時の写真です。 ![]() 演奏家としてはたぐいまれなリリックで明るく澄んだ美声をお持ちでした。単に声の音色が美しいというだけでなく、声にこもった心が美しいので更に美しいお声だったと思います。決して声量がある方ではなかったですが、誇張を嫌い大変に清潔で端正な歌いっぷりでした。受験生時代から感情過多で表現過剰であった僕は先生に、せっかく綺麗な高い声が出るのに歌い方が清潔すぎて面白くない!などと恩師に向かって甚だ失礼なことをよく言っていました。イタリア歌曲、オペラアリア、日本歌曲やドイツ歌曲など色々歌われていましたが、先生が最も真価が発揮されたのはメサイヤなどの宗教曲でがなかったかと思います。 40才になってからクリスチャンとなった先生は、そのお声のように高潔な紳士であり、優しく思いやりがあり誰からも慕われる人格者でした。そしてその優しい風貌、物腰とは裏腹な、九州男児らしい強い意志や逞しい男っぽさも実は持っておられる方でした。その人間性と厚い信仰心に裏打ちされた宗教曲はすべての人に感銘を与える素晴らしいもので、その分野にこそ一番の真価を発揮されたのではないかと思います。そして立派な演奏家であるだけでなく、単に声楽の教師であるというだけではない、真の教育者でもあった方でした。 下は2006年僕の叙勲記念パーティーで、早瀬先生との写真です。 ![]() 僕のイタリアからの叙勲決定のご報告を関係者の皆さんにさせて頂いたとき、真っ先に美しい大きな花を贈って下さったのは先生で、我が事のように喜んで下さいました。数年前久しぶりに先生の門下生の発表会で先生が歌われたのを聴かせて頂きました。もうすぐ70才になられるというのに相変わらず瑞々しい美しい声で歌っておられるのの感銘、先生の歌を聴いたことのない僕の生徒達にぜひ聴かせてやって頂けたらと思い、近いうちに僕と一緒にジョイントコンサートをさせて頂けませんか?とお願いしたところ喜んで引き受けて下さいました。その後昨秋には先生が古稀の記念リサイタルをされたり、双方スケジュールが上手く合わず延び延びになっていました。その矢先急に体調を崩され入院、あれよあれよという間に亡くなられてしまいました。どんなに無理をしても都合を付けてコンサートをやっておくんだったと後悔しています。先生も楽しみにしていて下さったのでなおさらその思いはつのります。もう一緒に歌わせて頂く事も、生徒達に聴かせてやって頂く事も、レッスンをして頂くことも出来ません。心の底から深い悲しみがこみ上げてきます。 昨日行われた教会での葬儀の際牧師先生が、今頃もう先生は神様の御許で天使達もうらやむような声で歌を歌っておられることでしょう、とお話になっていましたが、先生の人格と声と音楽はまさに天国にこそ相応しいと思います。 とにかく昔から自意識が強く自信過剰で目立ちたがり屋だった僕に先生は何度も「みのるほど頭を垂れる稲穂かな」と諭して下さいました。未だに実りもせず頭も垂れない僕を今頃天国からあきれてみておられるのではないかと思います。昨夜の葬儀では少しずつ先生の教えに近づけるよう精進することを霊前にお約束し、心からの感謝を捧げお別れしてきました。まだまだ先生の思い出は尽きませんが長くなったのでこの辺で・・・。 なお早瀬先生のサイトはこちら。先生の声を聴いて頂けます。 ▲
by goloso204
| 2010-09-30 22:19
| 音楽
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昨日今日で家内と手分けをして約10曲、童謡や叙情歌をMacに入力、移調した楽譜を作りました。肩がこって目が疲れました。すべてこれからご案内するコンサートのための楽譜です。僕には童謡はキーが低くて歌いにくいので、高いキーに書き換えなくてはなりません。新しい曲もかなり歌うのと、歌った事のある曲でも時間がたってみると昔歌っていたキーに違和感を覚えたり、更に生徒が歌う歌も移調せねばならず大変でした。 ![]() 昔は頭で移調しながら手書きで楽譜を五線紙に自分で書いた物ですが、いまは原調のままMacに入力してしまうと、移調自体はコンピュータが一瞬のうちにやってくれます。それをプリントアウトすれば良いだけ。こう書くと簡単そうですが、実はそう生やさしい事ではありません。使っているソフトはプロが使う本格的な楽譜作成ソフトです。市販されているのと同じレベルの楽譜が作れる反面結構操作が難しく、いまだに教科書引き引き打ち込んでいます。機能が多すぎて覚えきれないし、なかなか思い通りに動いてくれず苦労してます。まあともかくそれでも童謡は比較的楽譜が短くて簡単なのでなんとか2日で片付きました。 9月12日(日)に大田区千鳥町にある「ベヒシュタイン・ザール」というサロンコンサート会場で、会場の主催による<うたはどこから>というコンサートに出演させて頂きます。 ![]() ベヒシュタインザールのベヒシュタインとは名器として知られるドイツ製のピアノの名前です。オーナーの「たけうちこう」さんは童謡の作曲家で、代表作<「おるすばん」のおるすばん>では三木露風賞 新しい童謡コンクールで優秀賞を受賞されています。 ちょうど20年前の1990年、当時の僕の師匠であり仕事仲間であったバリトンの故友竹正則さんがコンサートのダブルブッキングをしてしまい、僕が友竹さんの代理で歌いに行ったのがこの出来たばかりのベヒシュタインザールでした。その時僕の歌を聴いて感激されたオーナーのたけうちさんからご依頼を受け、たけうちさんの作品ばかりのコンサートをここでやらせて頂きました。ベヒシュタイン・ザール主催のコンサートには<うたはどこから>というタイトルがついていて、今回で94回目。20周年記念としてぼくにコンサートのご依頼をいただきました。写真は僕とたけうちさんを出会わせてくれた友竹さんとのツーショット(楽屋が一緒だったミュージカル「賢者の贈り物」終演後楽屋でとったもの)。 ![]() 今回僕もたっぷり歌いますが、その他に僕の所で日本歌曲や叙情歌など日本の歌もレッスンを受けている生徒のうち3名も歌わせて頂ける事になりました。僕が友竹さんから受け継いできたように、僕の生徒にも大事にしている日本の歌を受け継いでもらいたいと思っています。 今回は恩師の作曲家越谷達之助の作品「初恋」ほかオーナーたけうちさんやその作曲仲間岡村浩子さんの温かく優しい愛情に満ちあふれた童謡。更にお二人の師匠の作曲家若松正司さんの楽しい作品、中田喜直さん一次さん兄弟の哀愁に溢れた童謡や歌曲、どなたもご存知の唱歌、叙情歌など全20数曲。もう26年ものお付き合い、こんな優しい音色で伴奏してくれる人はいないピアニストの山季布枝(やまきのぶえ)の伴奏です。<うたはどこから>というタイトルから分かるように「心」を大事にしたコンサートにしたいと思います。是非皆さんお出掛け下さい! ▲
by goloso204
| 2010-08-11 22:48
| 音楽
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五日から仕事を始めました。とは言ってもレッスンに数人生徒が来ただけですが。暮れからサボっていたので自分の歌の練習も再開。十分に休息と栄養をとったあとですから思った以上に良く声は出ました。やれやれ。歌の本番は今月は無く、2〜3月の本番では特に新しい歌を歌う予定はありません。 そこで昨年からいずれ歌おうと思っているナポレターナのほか、かねて歌いたいと思っていたラテン・ナンバーにトライし始めました。 今までもいわゆるラテンの歌は「ソラメンテ・ウナ・ベス」とか「ブラジル」「グラナダ」「ラ・パロマ」など歌ったことがありますが、最近なぜか強く惹かれる物があり、取りあえず「テ・キエロ・ディヒステ」と「アクエイヨス・オーホス・ヴェルデス(グリーン・アイズ)」の勉強を始めました。2曲とも本当に美しいメロディーの歌で僕は愛してます。 勿論原語のスペイン語で歌っています。スペイン語は全くの独学で、分からないと周囲にスペイン語の出来る人が何人もいるので教えてもらいます。でも発音は大体わかっていますし、スペイン語の出来る人達に聴いてもらっても問題なし!と言ってもらえます。そもそもイタリア語とスペイン語は兄弟みたいなもんで、どっちかが出来るともう片方もかなり分かってしまいます。 とはいえ不安なのでYouTubeなどで色んな歌手の歌を聴いてはチェックしてみたところ、楽譜と違うところが結構あり、変だな〜!と思い何度も何度も聞き返しました。最初は色んなバージョンが存在するのかな?と思ったのですが、一つ一つよく調べてみると全部楽譜のミスプリと判明。 ![]() これがその曲集です。なんと昭和45年、高校3年生の時に購入しました。確か父親がこの曲集のシリーズでシャンソンとこれとギターソロのポピュラー名曲集と買って来てぼくにくれた物です。ギターもそうなんですが、父は自分の好きな音楽を息子に演奏させようとして色々買って来てました。ぼくも結構シャンソンもラテンも好きだったので、時々めくってみたり楽譜を見ながら演奏を聴いたりしたことがあるのみで本棚に入りっぱなしでしたが、40年たった今、ついに日の目を見ることに。 しかしこの楽譜ミスプリだらけで歌詞の他コードネームも何カ所か間違っていました。今のところ見付けたミスプリは2曲合わせて8カ所。 例えば・・・ ![]() 鉛筆で書き込んである歌詞 que en vuelto en これが正解ですが、これがqeen nud toen と印刷されてました。全然違うでしょ。 楽譜のミスプリというのは結構ある物で、昔イタリアから帰ってきたばかりの頃「旅情(ヴェニスの夏の日)」を歌わなくてはならず、日本で出版された楽譜を買ってきたら、歌詞がミスプリだらけ、めちゃくちゃでこれではイタリア語が出来ない人は大嘘を歌わされると思って、出版社に電話したことがあります。出版社の人は、今まで指摘が無く誰も気がつかなかったとのことでした。出版時に校正してないんでしょうかね・・。 さて、この2曲まだいつ歌うかわかりませんが、いずれコンサートかライブで歌おうと思っています。その時には是非聴きにいらして下さいね。 ▲
by goloso204
| 2010-01-06 18:06
| 音楽
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今年はヤマハがエレクトーンを発売してから50周年ということで色々なイベントが行われました。僕もしばしば伴奏にエレクトーンを使用していることから、秋のリサイタルは50周年記念のイベントとしてヤマハエレクトーンシティー渋谷で、シティーの丸抱えで(感謝!)行わせて頂きました。 昨日はその50周年記念行事のフィナーレとして<La Festa>(うちの発表会と同じ名前でした・・・!)という会が開かれました。昼間はコンサートで夜はパーティー。昼は僕は仕事が忙しく失礼しましたが、夜はご招待頂き、いつも伴奏を弾いてもらっている今井純子と出席してきました。 会場には歴代の名機が展示されていたり、今年のイベントとして開催されたコンサートの写真が飾られていました。 僕のリサイタルの写真展示の前で記念撮影・・・。 ![]() ![]() パーティーではまず司会者さんに注目。「本業はエレクトーンプレーヤーですが、舞台に出るのはなぜか司会の方が多いです!」と笑いを取ってましたが、司会もする僕から見てもとても楽しく、素晴らしい司会でした。それに衣装が凄い!黒のタキシード風スーツなんですが、袖の外側とズボンの外側全体に五線と音符の白い模様が入ってました。僕も見付けたら間違いなく購入していたであろうデザインで一本取られました。 さらにステージには何人ものプレーヤーが上りスピーチしたり、即興で演奏したりでしたが、僕より先輩と思われる男性有名プレーヤーさんと僕よりは年下と思われるベテラン女性プレーヤーさんが演奏。男性の方はエレクトーンの前にしゃがみ込み、通常左足で踏んで演奏するベースペダルをなんと手で演奏。会場の爆笑を誘いました。 料理は普通のケータリングのパーティー料理でしたが、一品インドネシアから来られている女性プレーヤーさんの手作りのインドネシア料理が出されました。牛肉をココナッツミルクで煮てあるんですが、エスニックなスパイスが効いていて、初めて食べる味。とても美味しかったです。 あっという間におひらき、楽しいパーティーでした。これからも素晴らしい可能性を秘めたエレクトーンを使って、色々なコンサートを企画したいと思っています。 ▲
by goloso204
| 2009-12-14 12:55
| 音楽
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昨日に続いてお宝写真の大放出です!! 昨日はPP&M(ピーター・ポール&マリー)生写真を掲載しました。今日はなんと世紀のプリマドンナのマリア・カラスと、僕が一番愛しているテノールのジュゼッペ・ディ・ステーファノの生写真です。昨日の写真は友人の撮影でしたがこっちは自分自身で撮影した物です。 1974年10月、マリア・カラスとディ・ステーファノは二人でのコンサートのために来日しました。これがマリア・カラスの最後の舞台となったツアーでした。これは羽田の到着ロビーで。横の派手な和服のおばさんがプロモーターだったと思います。 ![]() 僕は当時国立音楽大学声楽科の3年生。ともかくこの二人を愛し尊敬していました。最高のオペラ界の大スターの二人でしたが、もうカラスはオペラの舞台を引退。ディ・ステーファノはまだ歌っていましたが全盛期は過ぎていました。しかしぼくは彼らの録音したオペラの全曲版は全部持っていて愛聴していたものです!二人はこの頃五十代前半、今の僕より若いんだ・・・。カラスはこの3年後に死にます。ディ・ステーファノはこの翌年もう一度トスカを歌うために来日、その時も僕は銀座のある店で彼に会ってサインをもらいました。但しそのサイン行方不明・・・。 さてとにかく熱狂的な二人のファンであった僕は勿論東京での全公演のS席を購入(徒事としては超高額の1万円)、来日を心待ちにしていました。そしてなんとプロモーターに電話をして、羽田空港(当時まだ成田はなかった)到着日時を調べ、カメラを持って出迎えに行ったのです。忘れられないのは・・当時もうイタリア語は習っていたのですが、まだよく分かってはいなかったんですね。税関からロビーに出てきた二人に僕は「ベン・ベヌート!(ようこそ!)」と声をかけてしまいました。今だったら「べン・ベヌーティ!」と声をかけます。語尾がトだと男性一人にかける言葉、ティだと複数(男だけ又は男女混合)に声をかける事になります。(ホント日本語は単数だろうと複数だろうと同じなんで、複数形のある言葉には苦労させられます。)僕は二人に対して声をかけたつもりだったのですが、男一人、つまり自分に声をかけられた!と思ったディ・ステーファノはつかつかと僕に歩み寄ると「グラ〜ツィエ(ありがとう)!」と握手をしてくれたのです!!憧れの大スターに向こうから握手され大感激だったのですが、内心「失敗!」と思いました。どっちかといえばカラス様に手を握って頂きたかったからでした。以後、僕はイタリア語の性と単数・複数に大変注意するようになりました。次の写真は車に乗り込んだカラス様です。 ![]() この時の日本でのコンサート、NHKからDVDが発売されています。勿論持っていますが、このDVDになんと僕がちらっと写っています。NHKホールでのコンサート、カーテンコール時に興奮した聴衆が舞台際に押し寄せて拍手したりブラヴォーを叫んだりしています。僕は舞台に近い席で見ていたにもかかわらず、舞台際まで突進!至近距離で二人に拍手を送っていましたが・・写ってました。お行儀の悪い聴衆でした・・・。そして全盛期はとっくに過ぎていた二人でしたが、僕はこの二人から多くのことを学ぶことが出来たのでした。 ▲
by goloso204
| 2009-11-25 23:27
| 音楽
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